グッドボイス:『気が利くね!』と声に出るほどの気配り

お客様に喜んで頂けたステキな接客、それが≪グッドボイス≫!

 

受講者のステキな思考を共有。

営業の世界も接客の世界も楽しくなるとイイなと思っています。

 

バーテンダーの内田さんからの共有です。

今後は、星野リゾート≪リゾナーレ熱海≫にいますよ。

 

今回は、スポットで入ったパーティーでのお仕事で行なった気配りの共有です。

 

言われて安心するのが・・・

(内田さん談)

サービスに入ってお客様に言われて安心するのが「気が効くね!」と言われた時ですね。

 

お客様の飲み物の中身と分量、飲み方を観察しておく。

最後の一口くらいに次の一杯をお持ちすると「気が効くね!」と言われます。

 

そうしながら、どんどん下げものもして、あえてお代わりは聞かない。

お代わりの確認の一声は、不快感に繋がることも……

 

一声かける不快感を与えずテーブルを効率よく綺麗にしていきます。

そんな流れを、5卓のテーブルを回りながら黒子として進めていくのが宴会サービスです。

 

人の嗜好と状況が齎(もたら)すもの

 今回はホテルからサービスでスパークリングワイン(金箔入り)をグラスで提供されていました。

 

流石に1時間もすると飲めたものではありません。

手の付いてないものは下げるんですが、今回は一名「下げるなら飲むよ!」という方がいました。

立ちながらスパークリングをクイクイと……

 

そこで、まず全卓の余っている手付かずのスパークリングを45杯、その方の近いテーブルへ移動。

あと一口になったタイミングで、お代わりを差し出して行きました。

 

飲食で特に気に掛けなければいけないと思っていることがあります。

それは、その人の嗜好と状況で宝にもゴミにもなり、美味いも不味いも変わってしまうこと。

 

私は、その方の「モノサシ」を推し量りながらの接客を心掛けています。

時には、他の方の「モノサシ」を用います。

それがお客様に喜んで頂いたり、新たな世界観の提供で愉しんで頂けることもあります。

 

自分だけの「モノサシ」では出来ないことがたくさんあります。

だからこそ、その方それぞれの「モノサシ」を観察することは日々勉強になりますね。 

日本人は恥ずかしがり屋。だからこそ・・・

(編集後記)

今回担当されたお客様の数と、お声掛けされた数についても聞いてみて、改めて驚かされました。

 

この方を含めて44人のお客様を担当。

その内、4~5名の方から「気が効くね!」と仰って頂けたとのことです。

 

それは、嬉しさもひとしおですよね!

日本人は、心の内を声に出すことをためらう≪恥ずかしがり屋≫の気質です。

だからこそ、お褒めの言葉を直接発した人が担当した方の10%と言うのは驚きの数字ですよね。

 

スポット(ヘルプ)ゆえに、初めての場所での初仕事。

それも、バーテンダーとしてではなく給仕という本職ではない場においてとは……

 

きっと、この具体的な気配り以外の小さな気付きや所作が、随所に現れているからこそなんでしょうね。

『励みになれば』という想いが、言葉になる程だったんですね。

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コメント: 1
  • #1

    望月莉香 (土曜日, 28 7月 2018 21:14)

    素敵な「グッドボイス」を、有り難うございます。

    その方「其々のものさしを観察する」という姿勢が、お客様満足に繋がっているのではないでしょうか?

    この心の在り方は、どんな仕事にも共通して意識したいところだと思い、共感致しました。

    私はセラピストとして、クライアントに向き合う時、「クライアントの世界で会う」事を念頭においています。
    これは、「相手のものさし」を尊重する事に似ている様に思いました。

    とかく「こうあるべき」に陥りがちなサービスが、この様なマインドでサービスを頂けたなら、それは素敵な場と時間と人のハーモニーになった事でしょう‼️

    学ばせて頂き、感謝致します。